茶の湯は元々、茶葉や茶道具など、すべて外国から伝来したものでした。それが日本独自の変容を遂げ「書院の茶」「草庵(あん)の茶」が生まれ、そこから「侘(わ)び茶」につながっていきました。そして茶の湯が人間の成長にとって大切な道、茶道であると最初に言ったのは茶人の村田珠光であると言われています。今回は村田珠光が書き記したとされる「心の文」を読みながら、村田珠光の茶の湯についてご紹介します。
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