32歳の冴えないサラリーマン、ヴィンセント・ブルックスは、
5年来の恋人、キャサリンとの関係に頭を悩ませていた。
行きつけのバー「ストレイ・シープ」で深酒をあおっていたヴィンセントは、
恋人と同じ名前を持つ謎の美女・キャサリンと出会い、
彼女に誘われるまま肉体関係を持ってしまう。
「浮気をしてしまった」と焦るヴィンセントだったが、
それ以来ヴィンセントは奇妙な悪夢にうなされるようになる。
最近町で噂されている悪夢。
「落ちる夢を見たとき、すぐに目を覚まさないとそのまま死ぬ」
この夢を見るのは女性関係に問題を抱える若い男性だけであり、
それを裏付けるかのように次々と寝たままの状態で発見される男たちの衰弱死体。
悪夢の正体は、浮気癖のある男を恨んだ魔女の呪いだとも噂されるが…。