大学生9名が怪死を遂げた「ディアトロフ峠事件」。
主人公は事件の真相を探るべく、現場であるディアトロフ峠に一人足を踏み入れたのだった。
【ディアトロフ峠事件とは?】
雪山でテントを張って野営していた大学生たち9人全員が不可解な死を遂げた事件。
9人の大学生たちはマイナス30度の気温にも関わらずテントを内側から引き裂いて軽装で飛び出し、そのまま六人が凍死。残り三人はなぜか“交通事故にでも遭ったような衝撃での致命傷”を受けて死亡しているのが発見された。更に不可解な事に、彼らの遺留品の衣服の一部が高い線量の放射能で汚染されていたという不気味な事件